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木酢液の効能と使用方法について

しつもんないよう

家庭菜園で木酢液を使うとよいと聞いたが、具体的にどんな効果があるのか。また、木酢液を野菜へ直接散布する時の使用上の注意点を教えてほしい。

かいとうないよう

『炭・木酢液のすごさがよくわかる本』、『木酢・炭で減農薬 使い方とつくり方』によると、木酢液の効果は、脱臭、防臭、防腐、防虫、防カビ、防菌、微生物活性、抗菌、還元作用があり、家庭菜園においては、主に土壌改良、害虫対策、生育促進、鮮度維持に効果があると記述されている。

木酢液使用の注意点としては、『自然農薬のつくり方と使い方』に、「木酢液は濃度、希釈倍率が肝心」とし、希釈倍率によって、その作用が異なることが紹介されている。例えば、「濃度によって変わる性質と使い方」には、0倍(原液)では強殺菌作用、0~100倍では、殺菌作用、200~300倍で作物の生育抑制、500倍~1000倍で作物の生育促進の作用が働くという記述がある。また、散布するときの注意として、「生育中の作物に100倍よりも濃いものを散布すると、作物は枯れてしまいます。作物に木酢液を散布する場合は、500倍以上が鉄則」との記述もある。

木酢液の具体的な使用方法については、『木酢・炭で減農薬 使い方とつくり方』、『はじめての人でもかんたん木炭・木酢液の利用法』『木炭・竹炭大百貨』に、作物別の具体的な散布方法が紹介されている。

かいとうかん・かいとうだんたい

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木酢液の効能と使用方法について

(モクサクエキノコウノウトシヨウホウホウニツイテ)

かいとうしたとしょかんまたはだんたい
かいとうしたとしょかんまたはだんたい

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(オカヤマケンリツトショカン)

じょうほうげん(かいとう)
じょうほうげん(かいとう)

岸本 定吉『炭・木酢液のすごさがよくわかる本』 中経出版,2001.6,191p. 参照はp.22,p.50,p.116-126.
農文協『木酢・炭で減農薬 使い方とつくり方』 農山漁村文化協会,1991.2,139p. 参照はp.18,p.55.

増田 幹雄『はじめての人でもかんたん木炭・木酢液の利用法』 ブティック社,2003.2,112p. 参照はp.92-93.
池嶋 庸元『木炭・竹炭大百貨』 農山漁村文化協会,2000.8,151p. 参照はp.58-59.
農山漁村文化協会『自然農薬のつくり方と使い方 植物エキス・木酢エキス・発酵エキス』 農山漁村文化協会,2009.6,141p. 参照はp.9,p.70-78.

NDCぶんるい
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658.2:木材炭化

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