平成30年7月豪雨とは?

平成30年7月豪雨災害は、平成30年(2018年)6月28日~7月8日にかけて、前線や台風第7号の影響により、日本付近に暖かく非常に湿った空気が供給され続け、西日本を中心に全国的に観測された大雨に伴う豪雨災害である。

広範囲の多くの観測点で観測史上1位を更新する記録的な大雨となり、この期間(7月上旬)の降水量は過去の豪雨災害と比べて、極めて大きなものであった。 岡山県においても、7月5日から7日にかけての記録的な大雨により、堤防の決壊や越水、内水氾濫など甚大な浸水被害、土砂災害を引き起こした。

人的被害では、大規模な浸水被害が発生した倉敷市真備地区を中心に、死者94名(災害関連死を含む)、行方不明者3名、重傷16名、軽傷161名と大きな被害が生じた。 浸水等による建物被害は県内全域に及び、全壊した住家が約4,830棟、非住家も含め全壊、半壊、一部損壊など何らかの被害を受けた建物は19,000棟を超えるなど甚大なものとなり、道路や電気、水道、通信網などのライフラインも大きな被害が発生し、農林水産業や商工業、観光業等は深刻な打撃を受けた。

※被害状況は令和2年12月1日時点

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