カバヤ児童文庫
「カバヤ児童文庫」とは、昭和27(1952)年から昭和29年にかけて、岡山市に本社を置く「カバヤ食品」(株)が、
キャラメルのおまけとして、毎週1〜数冊のペースで発行した児童向け文学作品を収めた叢書のことです。当時10円のキャラメルを買うと、中に文庫券が入っていて、これを集めて送ると、好きな本がもらえました。 岡山県立図書館では、カバヤ食品のご厚意により、現在、刊行が確認されている131点(※)すべてを公開しています。 ※ 岡山県立図書館所蔵126冊 カバヤ食品所蔵5冊
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タイトル名 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行
カバヤ児童文庫巻号順一覧(PDF参照) | |
【注1】 | 一覧のうち、発行年月日が書かれていないものは、刊行予告だけで、刊行が確認されていません。 |
【注2】 | 『カバヤ児童文庫と世界の名作児童文学』の著者・岡長平氏は、「「刊行予告」のあった計174冊のうち、現在、刊行が確認されている131冊以外は、刊行されなかった。」とする推論を立てています。 |
【注3】 | 第1巻は裏表紙に「カバヤ児童文庫」と、第2巻以降は「児童文庫」と表示されています。郵送料の安い第三種郵便物の認可を得るために、カバヤという企業名を外したのだということです。岡山県立図書館では、第1巻にならい、全巻を「カバヤ児童文庫」の叢書名で扱っています。 |
【参考文献】 | 岡長平著『カバヤ児童文庫と世界の名作児童文学』私家版 平成22年 坪内稔典著『カバヤ文庫の時代 坪内稔典コレクション1』沖積舎 平成23年 |
◎カバヤ児童文庫について情報をお持ちの方は、岡山県立図書館まで是非ご連絡ください。 | |
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