会陽って何だろう − 寺社の紹介(備前地区) 
リストマーク 名称(ヨミ) 静円寺(ジョウエンジ)
リストマーク 所在地 瀬戸内市邑久町本庄
− 山門から本堂を望む(撮影:1992年) −
リストマーク 寺社の説明 正式には、「横尾山静円寺光明院」
宗派:真言宗
開基:天平勝宝年間(749から757)年、行基菩薩 ※寺伝・縁起等による
本尊:十一面観音
リストマーク 当寺の会陽
起源等 「横尾山会陽由来記」によると、永正7(1510)年、法会結願の夜に、参拝者に牛玉を授けたのが始まりという。
やがて、霊験あらかたということで抽選になり、さらには、群衆に投与されるようになったという。
ただ、時期・内容・経過について、西大寺のものとあまりに似通っており、西大寺の縁起によってつくられた可能性もある。
現在の
会陽
現在は、行われていない。
その他 信木という字を用いるのは、現時点では、静円寺のみ。
リストマーク 参考情報 備前48ヶ寺の1つ。
創建当時は、現在地の南西の山上にあり33坊が谷を埋めたといわれる。元禄年間(1688から1703年)に現在地に移転された。
リストマーク ギャラリー
◆シンギと牛玉宝印(その1)(撮影:1994年)
※「信木」と記載されている。
◆信木と牛玉宝印(その2)(撮影:1994年)
◆シンギ(撮影:1994年)
※立てた状態
◆信木を獲得した者に対する目録(撮影:1994年)
◆如意宝珠(撮影:1994年)
※仏舎利(仏の骨)から出た宝玉といわれる「如意宝珠」と、牛玉は同じものという説もある。
◆御福窓(撮影:1992年)
リストマーク 参考文献 『備陽国誌』
『邑久郡誌』 小林 久磨雄/(編) (1917年)
『改定邑久郡誌』
『岡山の会陽』 三浦叶著 (1985年)
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〔岡山県立図書館メディア工房〕
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