天津神社

どこかで聞いたことのあるような名前の天津神社〔あまつじんじゃ〕
やわらかな響きの名前ではあるが、土地の人々の強い意志で祭られた氏神様であった。
天津神社の概要
 天津神社主祭神 高皇産霊神〔たかみむすびのかみ〕
神皇産霊神〔かみむすびのかみ〕 
 天津神社  本殿・釣殿・拝殿からなる。
また、敷地内には、末社として、稲荷神社・道通宮〔どうつうぐう〕・木野山神社・愛宕社〔あたごしゃ〕がある。
 鎮座地 岡山市土田763
 由緒 明治10(1877)年、向山の天鴨神社旧社地にあった勧請年月不詳の小祠に天津神社を造営した。その後100有余年を経て、平成15(2003)年5月に建替えられ、向山の桜にかこまれ鎮座しています。
天津神社北参道 天津神社南参道
天津神社北参道 天津神社南参道
松島宮司 天津神社拝殿 天津神社
松嶋章雄宮司 天津神社(平成15(2003)年建替え) 桜の若木も植樹された
天津神社主祭神、高皇産霊神〔たかみむすびのかみ〕および神皇産霊神〔かみむすびのかみ〕は、古来から農耕の神として祭られた。
土田の人々は、米作りへの願い、人々の堅い結びつきをこめて祭った。     

天津神社の石造物のご紹介




石灯籠
明治37(1904)年2月
狛犬
明治29(1896)年5月銘
鳥居
明治17(1884)年初春月銘




石灯籠
享和元(1801)年銘
狛犬
大正15(1925)年3月銘
鳥居
明治15(1882)年10月銘

天津神社の行事
秋祭り(感謝祭)
 年間最大の行事。
 すべての産業の無事を感謝し、実りの秋に感謝します。

※子供神輿について
 ご神体を神輿に遷し、氏子地域を巡り、なお一層のご加護を頂く行事です。
 天津神社では子供たちが神輿を担い、力を合わす楽しさを知り、上下の和を知り、助け合う心を養っていく、大切な行事です。
子どもみこし
春祭 記念祭 初詣
春祭(祈年祭)  
 すべての産業が平穏に進展し、また家族が健康でありますよう祈念いたします。
初詣風景

次へ続く


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※この作品は、岡山県立図書館メディア工房にて平成18年度ホームページ制作講座の参加者(竜之口電子町内会編集委員会)が制作しました。
〔岡山県立図書館メディア工房:平成18(2006)年〕
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