総 門
総門 ソウモン
説明
 曹源寺には二つの門があり、最初の敷地に入る門を総門といいます。門に入る前に右手に「曹源禅寺」と彫られた石塔があり、傍らに駐車場があります。門の手前には小川が流れていて近年ここに蓮が咲き誇るようになりました。
 石橋を渡ると総門です。総門を一歩入ったら先ず合掌をしましょう。境内の空気は林立する木立、清められた通路、歴史を感じさせる山門と本堂が正面に連なり、東側に鐘楼、西側に鼓楼が対照的に位置します。本堂南側にある、東西に伸びる通路の西側正面に本堂を護るがごとく経堂がみえます。


総門
− 総門(平成13(2001)年5月6日撮影) −
(1)総門前後のたたずまい
総門の左右・
正面通路
の説明
 
 石橋を渡って正面が総門、右側に立て札が見えるが、これが岡山市教育委員会の「国史跡」を表示した標識です。左側に石塔があります。
 正面の奥に向かう石畳の通路は池に架かる鼓型の石橋を渡り、次に山門を潜って本堂の南面に突き当たります。その間両側が林となっています。季節により花を愛で、鳥の囀りを聞き、紅葉を楽しむことができます。

国史跡 総門左石塔 総門中央通路 総門より外を見る 蓮(赤)
上記国史跡の説明
(総門正面の右側
)
総門の正面
左側に石塔
読んでから
入りたい。
総門より見た
山門(境内)側

石畳の中央通路。
総門より外を見ると
整然と掃除の行き
届いた門前の道路
総門前の小川には
夏には蓮の花盛り
ご近所の協力が嬉しい。
(2)通路に見る四季の変化

 総門の入り口から山門・本堂に至るまでにも豊かな四季の変化が見られます。
春は木立の新緑が映え、鳥の囀りが聞こえ始め、夏は緑葉と紫陽花・蓮が咲き誇り、秋は紅葉が美しく色鮮やかで、冬は静かに見事に清掃された通路や禅石などが格別に印象的であります。
小川の白蓮群 中央通路の紫陽花
- 総門前の小川に咲く蓮 - - 中央石畳の通路脇に咲く紫陽花 -
紅葉を通した山門 雪の総門
- 紅葉の向こうに山門が見える - - 当地では珍しい雪の日の総門 -
総門入り口の禅石 中央通路の手水鉢 手水鉢説明板 中央通路の紫陽花 中央通路の白蓮
禅石という
ところか。
中央の石畳の通路の
傍らに手水鉢
手水鉢の説明
得とご覧下さい。
夏になると中央通路の
傍らに咲く紫陽花
盛夏には中央通路の
石橋の傍らに咲く蓮
秋の中央通路 秋の右通路 林から本堂 林から山門 林から鼓楼
中央通路も秋は紅葉 右(東)側の通路にも
紅葉
箒の目が美しい。
林の中から本堂を眺
める
林の中から山門を振り
返る。
木立を通して鼓楼が
見える
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