susukida.GIF (11974 バイト)

薄田泣菫肖像(複製)
(吉備路文学館蔵)
画像等の無断複製・転載・改変
・放送等は禁じられています。

薄田 泣菫すすきだ きゅうきん

(1877〜1945)


 明治から昭和にかけての詩人、随筆家。
 浅口郡連島村(現倉敷市)生まれ。
 詩集「二十五絃」「白羊宮」で、上田敏らの絶賛をうけ、島崎藤村につづく時代の先駆的詩人として認められた。
 また、大阪毎日新聞社に入社後、紙面に随筆を書く一方で、学芸部長として、菊池寛、芥川龍之介を起用し、新聞連載小説に新鮮な局面をひらいた。
 記念碑が出生地の連島と津山市長法寺(代表詩「公孫樹下に立ちて」はこの寺の大イチョウを歌ったもの)にある。

 

【参考資料(岡山県立図書館所蔵)】
「薄田泣菫」(角川書店、昭32)
「薄田泣菫考」(教育センター、昭52)
「公孫樹下にたちて」(永田書房、昭56)
「泣菫全集」全8巻(創元社、昭59)
「泣菫詩集」(大阪毎日新聞社、大14)
「泣菫文集」(大阪毎日新聞社、大15)
「茶話」(大阪毎日新聞社、大13)
「二十五絃」(春陽堂、明38)
「ゆく春」(金尾文淵堂書店、明34)
「落葉」(獅子吼書房、明41)
「樹下石上」(創元社、昭6)
「草木虫魚」(創元社、昭4)
「大地讃頌」(創元社、昭4)
「独楽園」(創元社、昭9)
「猫の微笑」(創元社、昭2)
「人と鳥虫」(桜井書店、昭18)
「泣菫随筆」富山房百科文庫43(谷沢永一編、富山房、平5)

「おかやま人物往来」へ戻る