二　南海に生きる 一　原始・古代の薩南諸島 (一　考古遺物から見る交流 p.56 二　入唐道に位置して p.60 三　夜久貝の道とキカイガシマ p.66)

二　南海に生きる 二　中国・東南アジアとの交流 (一　万之瀬川河口と倉木崎から見えるもの p.71 二　倭寇と貿易の時代 p.80 三　鉄砲伝来の時代 p.87)

二　南海に生きる 三　ヤマトと琉球の狭間で (一　異国渡海朱印船とトカラ列島の船頭 p.94 二　道之島の海上交通 p.99 三　大隅・トカラ諸島の生活 p.109 四　道之島の生活 p.118)

二　南海に生きる 四　中央政治と地域社会 (一　明治維新と奄美の制度改革 p.127 二　近代化政策と奄美の抵抗 p.131 三　産業と財政 p.137)

二　南海に生きる 五　新たな地域史の創造をめざして (一　産業構造の変化 p.147 二　移出入構造 p.150 三　戦後経済社会の構造変化 p.157)

三　薩南諸島の文化 一　地域的個性との交流　旅人と外来者の眼 (一　トカラ列島と白野夏雲・田代安定の見聞記 p.164 二　嘉永期の大島調査と『南島雑話』 p.167 三　鹿児島民間人の川上精一と明治の官僚笹森儀助 p.172 四　ドゥーダーラインと明治期における奄美の動植物研究 p.175 五　孤愁の奄美大島　下田将美著『南島経済記』 p.180 六　南島への提言　柳田国男『海南小記』と宮本常一『屋久島民族誌』 p.183 七　島尾敏雄と奄美郷土史の研究 p.187 八　田中一村と奄美　素描にまつわるエピソード p.190)

三　薩南諸島の文化 二　薩南諸島と本州との結びつき (一　就学の東京と就学の関西 p.195 二　薩南諸島の行政官僚と鹿児島人 p.201 三　日常生活用品の購入 p.204)

三　薩南諸島の文化 三　神々と祭り (一　薩南諸島の神々と聖地 p.209 二　祈りの世界，ネリヤと先祖祭り p.215 三　生産活動の中の神祭り p.220 四　ノロとユタ p.223)

三　薩南諸島の文化 四　多彩な民俗文化 (一　労働と民謡 p.226 二　島内の連帯と踊り p.230 三　奄美の年中行事 p.236 四　奄美の人生儀礼 p.240)

三　薩南諸島の文化 五　島々の地域史と日本史 (一　歴史研究の展望 p.245 二　民俗文化遺産と日本アジア史 p.247)

あとがき p.251

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