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汚泥の最終処分費用が年々上昇していますが、今後の見通しは?

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当社は繊維製品の染色整理業をしていますが、最近汚泥の最終処分費用が上昇して、処分に困っています。処分費用を削減する方法はありませんか。

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岡山県が運営する水島最終処分場における埋立処分量は年間20万トン程度で横ばい状態である。平成8年に処分料金を2000円/トンから4100円/トンに値上げした。そして現在は廃棄物毎に処分料金を設定している。繊維染色関係の汚泥は7500円(通常汚泥は8500円)となっている。最終処分量を削減する為に繊維屑を焼却した場合、諸分量は激減するが、焼却汚泥の最終処理単価は23200円となる。処分料金以外に岡山県では産業廃棄物処理税が1万円課税されている。それでも岡山県の料金は近隣他県に比べて、安い方である。従って今後の傾向としてはまだまだ上昇する事が予想されるのである。この様な状況であるから、なんとかなるという甘い考えは通用しないのである。即ち生産活動において発生した廃棄物を全て処理して事業が完結するのである。おそらく処理費用は毎月50万円~100万円になっているであろう。ならばこれを原資として乾燥設備、焼却設備等の投資が考えられるはずである。自社独自で処理量が不足なら同業者と協同で行う等の方法もある。この問題は放置して時が経っても決して解決するものではない。自らの活動によって解決する以外に方法がないのである。

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岡山県産業振興財団

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汚泥の最終処分費用が年々上昇していますが、今後の見通しは?

(オデイノサイシュウショブンヒヨウガネンネンジョウショウシテイマスガ コンゴノミトオシワ)

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(オカヤマケンサンギョウシンコウザイダン)

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(社)中小企業診断協会 岡山県支部・多田土喜夫(中小企業診断士) Email: kinojo@mx1.kct.ne.jp TEL0866-92-5186 FAX0866-92-5186 

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