Content of answers
資料1のp.342「③俵」に,「薦を円筒状に縫いあわせて胴とし,その左右から桟俵(さんだわら)を被せ,ワラ縄でしばって中身がこぼれないようにする」など俵の作り方や構造に関する記述がある。p.344-345には図が掲載されている。資料2に「耕嫁春秋」(宝永四年・土屋又三郎著)の「第七巻 農具」の「俵」の部分の原文と図,p.314に現代語訳が掲載されている。資料3に「農業図会」(享保二年・土屋又三郎)の図会がカラーで掲載され,p.165「米仕立る」に,俵に米を入れている人,俵に縄をかけている人,俵を担ごうとしている人などが描かれており,解説はp.260にある。p.183「十二月。田方。年貢計皆済状取。」に年貢米を馬に乗せて運ぶ様子が描かれ,解説はp.269-270にある。資料4には,香川県三野町立民俗資料館の米俵の写真が掲載され,その構造に関する記述がある。またWebサイトでは「長崎大学附属図書館幕末・明治期日本古写真メタ・データベース」(http://oldphoto.lb.nagasaki-u.ac.jp/jp/)で「米俵を運ぶ駄馬と馬子」などの写真を閲覧できる。
Library / institute
岡山県立図書館