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耳に装身具をつけるのには何か意味があるのか

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古代において耳に装身具をつけるのには何か意味があるのか

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耳飾りを『広辞苑』で確認すると耳飾りの項目があり、「装身具の一種。耳たぶにつける装飾。日本では、縄文時代に耳栓や玦状耳飾りがあり、古墳時代には金環・銀環や大陸製の垂れ飾り付き耳飾りがある」と説明されている。
『ファッション/アパレル辞典』ではイヤリングの項目に、「耳飾り、耳輪などの意味である。イヤ(耳)とリング(輪)からなる古英語時代からの語である。古代から耳穴に悪霊が入るのを跳ね返すという呪詛として、耳朶に穴を明けて光るものを挿したのが始まりである。その形式のものはピアス(ピアストイヤリング)という。17世紀ごろから耳朶に挟み、バネ(発条)やネジ(螺子)で留める方法のもの(イヤリング)が多くなった等の記述がある。
『世界シンボル大事典』には、耳の項目に「耳の穴を開けることは、誓約と任命の非常に古い形態である」という記述がある。
また、『日本風俗誌事典』の耳飾の項目の参考文献として紹介されていた『考古学講座5-原始文化(下)』には、装身具の性格について装飾目的のほかに社会的身分や宗教的目的等の記述がある。

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耳に装身具をつけるのには何か意味があるのか

(ミミニソウシングオツケルノニワナニカイミガアルノカ)

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(オカヤマケンリツトショカン)

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新村出『広辞苑』 岩波書店,2008,3049pp. 参照はp.2712
小川 龍夫『ファッション/アパレル辞典』 繊研新聞社,2013,1267p. 参照はp.86
ジャン・シュヴァリエ、アラン・ゲールブラン『世界シンボル大事典』 大修館書店,1996,1119p. 参照はp.956.
『考古学講座5 ー原始文化(下)-』 雄山閣出版,1974,379p. 参照はp.252-272.

NDC classification
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380:風俗習慣.民俗学.民族学

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