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木下サーカスについて
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(1)『岡山県大百科事典 上 あ〜そ』(資料①)は、「木下サーカス(株) 世界三大サーカスの一つ。本社・岡山市表町、木下光三社長、資本金1500万円、従業員106人(いずれも1978年現在)。1902年(明治35)木下唯助が大連(旧満州)で旗揚げし、サーカスを始める。昭和初期、金馬・若玉という名馬が人気を博し、これを記念して岡山市千日前へ同名の映画館を開設する。第2次世界大戦後は大阪歌舞伎座で最初の興行をし、1950年(昭和25)には国際親善の民間使節として海外公演を行う。2代目社長木下光三はサーカス経営の近代化に取り組み、宝塚歌劇団の内海茂重典の演出をはじめ、照明、音楽などにも新しいアイデアを取り入れる。その後も近代的なサーカスを目指して若手の養成に努め多くの団員を欧米に派遣、現代感覚にマッチしたサーカス団づくりに取り組み現在に至る。」とある。
(2)『木下サーカス生誕100年史』(資料②)には、草創期からの写真とエピソードが多数掲載され、木下サーカスの一世紀の歩みが記載されている。「木下サーカスの創始者…木下唯助翁」、「明治35年、大連で旗揚げ」、「『木下アームストロング』と名乗る」、「戦争から象を守った東山動物園『木下サーカスの4頭の象が輿入れ』」、「木下サーカスの存亡の危機を救った光三」、「ハワイ進出から始まる、第二創業期」、「丸太小屋から、日本最初の丸テントが完成、」、「サーカス経営学を学んだ、3代目・光宣の挑戦」、「新世紀を担い、二男唯志・4代目社長を就任 祖父そして、父、兄から受け継いだサーカス経営」など、豊富な話題が盛り込まれている。
年表のほか、1954年(昭和29)以降の公演ポスターや、「日本アームストロング木下巡業隊」の絵葉書(ブロマイド)も掲載されている。
(3)入野和生「木下サーカス108年 赤いテントから夢と感動を…… 創業100年企業の経営理念 ~NEXT100年どう生きる~ 第5回」(資料③)には、1代目から4代目の各社長の時代ごとに、木下サーカスの歴史が記載されている。
(4)山成直子・小田由紀子著「木下サーカス株式会社代表取締役社長 木下唯志さん この人に聞く 21世紀 岡山の100人」(資料④)には、4代目社長木下唯志氏へのインタビューが掲載されている。
(5)山陽新聞の連載記事として、下記のとおり、木下サーカスの歴史や活動についての話題が取り上げられている。
・「夢テント物語-木下サーカスの100年 第1部~第3部」(資料⑤)
・「夢テント物語-舞台の主役たち 1~10」(資料⑥)
・「夢テント人模様-木下大サーカス岡山後援 1~8」(資料⑦)
・「瞬間 夢テント 木下大サーカス岡山公演 1~12」(資料⑧)
・「木下サーカスQ&A 1~38」(資料⑨)
・「教えて木下大サーカス 1~44」(資料⑩)
・「赤テントこぼれ話 木下大サーカス岡山公演から 1~8」(資料⑪)
※資料⑤~⑩の連載記事については、岡山県立図書館では、スクラップで閲覧できる。資料⑪については、原紙のほか、館内閲覧データベース「山陽新聞社総合データベース Sandex」にて、キーワードで検索して閲覧することができる。
(6)そのほか、2002年6月発行の『岡山商工会議所会報』に所収される「木下サーカス 千葉ルミさん 技術,輝く」(資料⑫)や、『木下大サーカス』(資料⑬)にも、木下サーカスについての記載がある。
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