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ルビの語源
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以下の資料に記載がある。
①には、「ルビってなに?」という小段落において「振仮名のことを「ルビ」とよぶことがある。これは英語「ruby」からきている。」とある。英米においてそれぞれの大きさの活字に愛称のような名称がつけられていたとして、名称とポイント表示がある。「日本では、和文本文用の大きさとして使われていた五号活字の振仮名用として使用された小型活字(七号)がこの「ruby」の大きさに近かったので、日本の振仮名用活字をルビーとよぶようになり、そこから転じて振仮名そのものを「ルビ」とよぶようになった。」と記述されている。
②には、W3Cで策定される仕様の中にも日本的な感じのするルビの仕様があるというところから、コラム的に「ルビ」について説明された部分がある。「ルビという名前は宝石のルビー(ruby)と関係があります。電子化以前では本文に付ける振りがなの文字サイズには、5.25ポイントに相当する大きさの活字を使っていました。一方、イギリスでは文字サイズの呼び名に宝石の名前を使っていて、ルビーは5.5ポイントでした。この大きさが振りがなに使っていた文字サイズに最も近かったので、この振りがなのことをルビと呼ぶようになったそうです。」との記述がある。
③や④の「ルビ」の項目にも、5号活字の振り仮名に用いた7号活字が、イギリスでルビーと呼ばれた5.5ポイントの欧文活字の大きさとほぼ等しかったことからと説明されている。
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岡山県立図書館
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