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狂言「神鳴」の成立
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狂言「神鳴」「雷」「針立雷」について調べたところ、下記のように記載があったので、資料を紹介した。
①には、あらすじ紹介のあとに登場人物の影響について「藪医者は仮名草子『竹斎』、雷の治療は御伽草子『不老不死』に見える。」との記載がある。
②の「神鳴」の項目には、梗概としてあらすじが紹介されているほか、特色、台本についての記述がある。特色として「御伽草子『不老不死』に見える雨童子の話などの影響があるか。京都府の千本閻魔堂の狂言をはじめ民俗芸能の狂言としても残っている。」との記述があり、台本として下記のものが挙げられていた。
大蔵流 虎明本・虎寛本・山本東本・茂山千五郎家本
和泉流 天理本
鷺流 保教本・賢通本
その他 『狂言記・続』
③に参考として記述されていたのは下記の通りである。
・古来、大蔵、鷺の二流では主として、和泉流でも往々「神鳴」と書いており、大蔵流では「雷公」と書いた台本もある。なお、「針立雷(はりたていかずち)」(狂言記)とも言った。
・作者は二代の内と伝える。
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