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川西三郎左衛門は備中国下道郡（現・総社市秦）にあった、荒平山城の初代城主であった。また、三村元親及び毛利方の中島氏と親類関係にあった。毛利の大軍に攻撃されたがよくしのぎ、鬼身城の落城を聞いて城を捨てた。その後、備前児島へ送られ、讃岐の由佐左京の元へ落ちて行った。
関連資料については、以下資料へ記載あり。
備中文化研究会『備中集成志』 吉田書店，p.525-526．p.376．
吉田徳太郎『備中誌下編』，p.1359-1360．
加原耕『新釈備中兵乱記』岡山 山陽新聞社，p.144．
谷淵陽一『岡山戦国合戦史』岡山 平和納庫，p.106-107．p.110
永山卯三郎『吉備郡史巻中』岡山 岡山県吉備郡教育会，p.1568-1569．p.1598-1600．
総社市史編さん委員会『総社市史古代中世史料編』総社 総社市，p.739-740．
総社市教育委員会『総社市の歴史と文化財』総社 総社市教育委員会，p.34．

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