Reference Database > 野生のクマに遭遇した時の対処法
野生のクマに遭遇した時の対処法
Content of questions
Content of answers
①『生かして防ぐクマの害』には、会ったときに興奮しない、興奮させないために「あわてない」「威嚇行動に注意する」「そっと下がる」「走って逃げない」こと、更に攻撃が避けられない時には「抵抗をしない」「クマ撃退スプレーで撃退する」ことが対処法として挙げられている。
②『人を襲うクマ』には、「クマに遭ってしまったときの定法は、クマを刺激しないように相対したまま、できるだけ落ち着いて後方にゆっくり下がって距離を取り、その場から遠ざかる」と書かれており、さらにそれでもクマが突進してきたときの対応についても述べられている。
③『熊のことは、熊に訊け。』は、300m以上離れている場合、100m前後の場合、至近距離の場合に分けてヒグマへの対応が書かれている。また、ヒグマの心理やボディーランゲージの読み取り方に触れた上で、走って逃げる、漫然と見る、なだめるなどの対応が適切かどうか解説している。
④『よいクマわるいクマ』も、ヒグマとの距離に応じた対策を、実例を交えながら紹介している。
⑤『ムーン・ベアも月を見ている』では、離れた場所にクマが現れた時、近くに現れた時に加え、本気で攻撃してきた時についても書かれ、秋田県での人身事故の事例が挙げられている。
⑥『熊が人を襲うとき』は、クマに遭遇した時のいろいろな対策を挙げ、その効果について詳しく述べている。
⑦『家族になった10頭のクマ』の付録「ツキノワグマはどんな生きもの?」には、クマと人との臨界(間に保つべき距離)についての説明があり、臨界内でクマに出会った時は「落ちついて、そのままの姿勢で静かにあとずさりし、臨界の外へ出てほしい」と記載されている。加えてクマが人の存在に気づかずに近づいてくる場合、出会いの瞬間に目が合ってしまった場合についても書かれている。
⑧『熊と向き合う』に掲載されているクマの事故防止用につくったパンフレットには、万一クマを見かけた場合には「クマが遠くにいる場合は、その場を静かに立ち去るか、相手が立ち去るのを静かに待ちましょう」、至近距離で遭遇した場合は「大声をあげたり急に走るなど刺激を与えないよう、相手が立ち去ることだけを静かに念じましょう」と記載がある。
⑨『熊!に出会った襲われた』⑩『熊!に出会った襲われた 2』は、クマに遭遇した人の体験談が多く収録されている。
Library / institute
岡山県立図書館
Category Information
![]() | Reference Database > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 |
---|