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猫の目が暗闇で光るわけ
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①では、「イヌやネコの目が暗やみで光るのは、なぜ?」の答えとして、「目の中に「タペタム」とよばれる、鏡のような反射板があるからです。イヌやネコの祖先は、夕暮れや明け方に活動していた動物です。そのため、まわりがうす暗くても獲物が見えるよう、特別なしくみの目をもつようになりました。そのしくみが、タペタムです。タペタムは眼球の中の、光を感じる網膜の外側にあり、光を増幅します。だから少しの光でも、物が見えるのです。」とあり、さらに、「タペタム自体は、光を放つことはありません。でも、わずかな光でも反射するため、目が光っているように見えるのです。」と説明されている。
②では、「ネコの目が暗いところで光るのはどうして?」の項目では、「①暗いと、ネコの目は光って見える。でも、目がホタルみたいに発光しているわけではないよ。②動物の目は、光がレンズの部分を通り、「網膜」という部分から脳に送られることで、ものを見ることができる。③ネコの目には、この網膜の後ろに反射板があり、これが光を反射するから光ってみえるんだ。④だから、人間よりずっと少ない光でものを見ることができ、暗闇で狩りをすることができる。」と説明されている。また、ネコの目の網膜を拡大した図も掲載されている。
③では、「夜でも見える目」の項目では、「黒目の部分を「瞳孔」という。瞳孔の大きさが変わることで、目に入る光の量を調節する。暗い場所では、ネコの目の奥にある「タペータム(輝板)」が光を反射するため、目が光っているように見える。」と記載がある。
④では、「ネコの眼も、人間の眼とおなじようなしくみですが、ひとつちがいがあります。眼の裏側に、「タペータム・ルチドム」という特別な細胞がひろがっているんです。ラテン語で「かがやくじゅうたん」という意味ですが、これが、鏡のように、網膜に向かって光を反射させます。すごく暗いところでは、はいってくる光を残らずかき集めて、光を何倍も強力なものにします。暗いなかでもものを見る力があるのは、そのためです。夜にネコの眼がキラリと光るのはこの反射光のせいです。」と記載がある。
⑤~⑨でも、同様の記載がある。
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