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山芋と長芋

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調理をするうえで、山芋と長芋に違いがあるのか、またそれぞれに適したレシピが知りたい。

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①『いいことずくめの長いもレシピ』の「長寿の妙薬として漢方にも使われる長いもパワー10」の項において、「長いもは、ヤマノイモ科、ヤマノイモ属の植物の1つ。」と紹介され、「ヤマノイモ属のいもにはさまざまな呼び方がありややこしいのですが、①いちょういもやつくねいもを含む長いもの仲間、②自然薯、③大薯の3つのグループに分けられます。」と説明されている。また、「長いも栄養調理のコツQ&A」の項では、「Q4 長いもと山いも。それぞれ、どんな料理が向いている?」という質問に対して、「A 長いもはサラダやあえもの、加熱調理。山いもはとろろにするのがおすすめ」と回答し、それぞれに適した調理方法を紹介している。

②『おいもの本』には「Chapter4 山芋の章」があり、「山芋は里芋に対する呼び名で、主に芋の形から長芋、大和芋、つくね芋の三種類に分けられ、ほかに、自然薯や大薯などがあります。」と説明されている。長芋は「水分が多く、粘りが少ないのが特徴です。(中略)あえものやサラダのほか、さっと炒めたり、加熱してもおいしく」食べられるとして、長芋を使ったレシピが9種類紹介されている。

③『いつもの野菜で薬膳する!』には、「やまいも」の項があり、「やまいもには朝鮮半島を経由して日本に渡って来たながいも(下写真)、やまといも、いちょういも(7ページ写真)と、最近は稀少な日本原産のじねんじょ(自然薯)の4種類があります。」と書かれており、「やまいもの特徴はいも類のなかで唯一、生で食べられることと、ヌルヌルとした独特の粘り気です。」と紹介され、季節に合わせたやまいものレシピが掲載されている。

④『くらべてわかる食品図鑑 5 野菜とくだもの』には「やまいもとながいも」の項があり、「やまいもは日本に古くから自生している野生種で」、「これに対して食用として栽培されているのがながいもです。」と書かれている。また、「すりおろしてそのままとろろに、まぐろのぶつ切りにかけて山かけに、またせん切りにして酢の物にもします。細長いながいもは粘りが少ないので、煮物にします。」と調理方法が紹介されている。

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山芋と長芋

(ヤマイモトナガイモ)

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(オカヤマケンリツトショカン)

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①石原結實『いいことずくめの長いもレシピ』 角川SSコミュニケーションズ,2009,79p. 参照はp.4, 13.
②河野雅子『おいもの本』 グラフ社,2007,79p. 参照はp.66-76.
③加藤奈弥『いつもの野菜で薬膳する!』 講談社,2006,119p. 参照はp.8-21.
④家庭科教育研究者連盟『くらべてわかる食品図鑑 5 野菜とくだもの』 大月書店,2008,39p. 参照はp.11.

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596:食品.料理

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