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てるてる坊主の由来
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①『6月のえほん』の「『てるてる坊主』は女の子?」に「『てるてる坊主』は、中国の『掃晴娘(サオチンニャン)』がもとになっています。掃晴娘はほうきをもった女の子の人形で、晴れやしあわせをまねくといわれていました。男の子になったのは、この風習が日本に入ってからです。」とある。
②『気象予報士に挑戦!お天気クイズ』には、「てるてる坊主のモデルは?」の項に、「もともとは、中国の『掃晴娘(サオチンニャン)』という人形が日本に伝わったものだといわれています。サオチンニャンは、中国の伝説上の女性です。紙や布で、ほうきを持った女の子の人形をつくると、雨雲をほうきで払ってくれると信じられていたそうです。」とある。また、「日本では江戸時代からてるてる坊主が存在していたとみられます。200年前くらい前の江戸時代後期の浮世絵という版画に、てるてる坊主らしきものを持った女性が描かれています。今とは姿が少しちがって、『てり・てり・てり』…と文字が書かれた白い着物を着せられています。よび名も、『てり雛』『てりてり法師』『てるてる』などさまざまでした。晴れるようにという願いをかなえてくれた後は、目をかき入れてお酒を飲ませたそうですよ。」とあり、浮世絵に描かれた「照々法師」として歌川国芳の作品が掲載されている。
③『毎日小学生新聞』の「てるてる坊主の起源とは」の項では、「てるてる坊主は、江戸時代の川柳や浮世絵などに登場していることから、江戸時代に始まったと考えられています。」とあり、「雨雲をはく?」説と「悪霊を閉じ込める」説の二つを紹介している。「雨雲をはく?」の項には、「広く知られているのは、中国の『掃晴娘(そうせいじょう)』と呼ばれる風習が日本に伝わったという説です。掃晴娘は、ほうきを持った女性の形をした紙人形で、てるてる坊主と同じく軒下につるします。」とあり、「掃晴娘は、中国の古い言い伝えが由来になっています。大昔、中国でひどい大雨が何日も続いたときに、ある女の子が自分の命を神様にささげて雨をやませたというのです。」とある。
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