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ブルーライン(旧ブルーハイウェイ)について

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ブルーライン(旧ブルーハイウェイ)の計画や建設、名称決定・変更の経緯についての資料はあるか。
ブルーハイウェイ・ブルーライン、それぞれなぜその名称に決まったのか、また、ブルーラインへの名称変更のきっかけになった事故多発状況についても知りたい。

Content of answers

自治体史・新聞記事を案内した。

①ブルーハイウェイについての連載記事綴(毎日新聞1993年8月17~20日、23~25日)で、1992年12月の長島愛生園事故の背景や16年の歴史、名称変更の効果等についての記事を読むことができる。8月19日の記事で、事故件数について78年度24件、92年度82件(過去最高)とある。

②には、全線開通が大幅にずれることを報じた昭和49年8月31日山陽新聞、兵庫県計画中止を報じた昭和49年11月14日朝日新聞等、各紙51点の記事がある。
県道路公社が愛称と開通日を発表と報じた1977年5月25日山陽新聞に、着工時「開発」という言葉がもてはやされていたが、経済情勢が一変し関係者に「名前がいかめしすぎる」などの声があがり、今後は愛称で呼ぶことにしたとある。当館で所蔵する同日の新聞(朝日新聞・岡山日日新聞)を確認したが、「ブルーハイウェイ」にした直接の理由は確認できなかった。

また、山陽新聞記事データベースSandex(2023年5月時点、1990年10月19日以降の記事を収録)で事故多発状況と名称変更について報じた記事を探すと、複数の記事が見つかった。1992年12月10日23面で、9日の県議会一般質問で事故防止対策について取り上げられたこと・名称変更を要請していることなどが報じられており、OPAC検索により、その時期の県議会会議録を岡山県立図書館が所蔵していたので案内した。また、1993年12月14日19面では、公募で新名称が「ブルーライン」に決まった経緯等について報じている。

その他、③に1970年地方道路公社法制定~1977年全線開通の概略、④に道路の概略や役割、沿線の景観、⑤に当初の計画から変更の概略についての記述がある。

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岡山市立中央図書館

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ブルーライン(旧ブルーハイウェイ)について

(ブルーライン キュウ ブルーハイウェイ ニ ツイテ)

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(オカヤマシリツチュウオウトショカン)

Source (answer)
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①新聞記事綴『おかやまのみち光と陰と』(毎日新聞1993年4月7日~12月15日)
②新聞記事綴『東備西幡有料道路』(山陽新聞ほか1972年1月19日~2005年2月26日)
③岡山県史編纂委員会/編纂『岡山県史第14巻 現代2』 岡山県,1990,843,14p. 参照はp.626-627.
④『邑久町史』 岡山県邑久郡邑久町役場,1972,398p. 参照はp.361-362.
⑤岡山市百年史編さん委員会/編『岡山市百年史 下巻』 岡山市,1991,32,1013p. 参照はp.666-667.

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090:貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション

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