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台風とハリケーンとサイクロンの違い
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①『目で見るSDGs時代の異常気象のしくみ』の「台風、ハリケーン、サイクロン」の項には、「世界では、発生した場所によってちがう名前でよばれる。」との記載があり、ハリケーンは「北大西洋、カリブ海、メキシコ湾、北太平洋東部で発生」、台風は「北太平洋西部、東南アジア・インドネシア・日本の周辺で発生」、サイクロンは「インド洋(ベンガル湾やアラビア海など)、オーストラリア周辺で発生」と記載されている。
②『地球のふしぎ』の「異常気象①大型台風・ハリケーン・サイクロン」の項には、台風・ハリケーン・サイクロンのちがいについて、「台風(タイフーン)もハリケーンもサイクロンも、最大風速や発生する場所がちがうだけで、同じ熱帯低気圧です。(中略)熱帯低気圧が強くなり、北太平洋西部および南シナ海で、最大風速が秒速約17mをこえたものが『台風』です。また、北太平洋東部や大西洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が秒速約33m以上になったものを『ハリケーン』、南太平洋やインド洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が秒速約17m以上になったものを『サイクロン』といいます。」と記載されている。
③『ネコ博士が語る海のふしぎ』の「嵐がきても」の項には、「台風もハリケーンもサイクロンも、雲が大きな渦をまいたもので、はげしい雨と風をもたらす、地球でいちばんすさまじい嵐だ。なんと呼ばれるかは、発生した場所できまる。あたたかい海の上であたたまった空気が空へ上がり、雲ができていく。雲はやがて集まって、渦をまき、強い風を生む。」と記載されている。また、「台風やハリケーンは北半球で発生して、反時計まわり、サイクロンは南半球で発生して、時計まわりなの。」と記載されている。
④『気象予報士と学ぼう!天気のきほんがわかる本6』の「台風とハリケーン」には、「熱帯低気圧が発達し、中心付近の最大風速が秒速17.2m以上になったものを、日本をふくむ太平洋北西部では『台風(Typhoon)』とよぶ。カリブ海やメキシコ湾をふくむ北大西洋や北大平洋東部で発達した熱帯低気圧で、最大風速が秒速33m以上のものを『ハリケーン』とよぶ。同じ熱帯低気圧でも、地域によってよびかたや強さの基準がちがう。」とあり、台風とハリケーンの強さを比べた表が掲載されている。
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