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面ファスナーの起源
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①『人間の役に立っているありがた~い生き物たち』には、「面ファスナーのヒントになった『ひっつき虫』」の項に、「1940年ごろのこと。スイスの技術者『ジョルジュ・ド・メストラル』は愛犬の散歩をしていたときに、ひっつき虫(野生のゴボウ)が自分の服やイヌの毛にくっついているのを見つけたんだ。顕微鏡で調べてみると、先っぽがフックのようになっている。彼はそこからヒントを得て、面ファスナーのご先祖さま「ベルクロ(Velcro®)」を発明したんだ。」と記載されている。
②『発明図鑑』には、「ベルクロ」の項に、「ジョルジュ・デ・メストラルは、イヌの毛にごぼうの実がくっついているのを見て、ベルクロを考え出した。けんびきょうで見ると、実のまわりについた小さなホックのようなものが、イヌの毛にからみついていた。それをヒントに、かた方のテープに小さなホックを、もう一方のテープには小さなわをたくさんつけた。「ホックでとめたベルベット」をフランス語でいうと「ヴェロール クロシェ」、これを短くして、ベルクロ®という名前になったというわけだ。」と記載されている。なお、日本で面ファスナーと呼ばれている商品の写真も紹介されている。
③『ヤモリの指から不思議なテープ』には、①と②と同様に、面ファスナーの起源や技術について詳しく紹介されている。「1940年代のある日。スイス人のジョルジュ・メストラルさんが、愛犬と一緒に狩りに出かけました。山道に生い茂る草をかきわけて進んでいたところ、自分の服やイヌの毛に、植物の種や実がたくさんくっついていました。」とあり、さらに、「ひっつき虫の先のトゲトゲがフック状になっていることに気づいたメストラルさんは、「この形をまねてシートを作ったら簡単にくっつけたりはがしたりするものができるのではないか」と思いました。」と記載されている。
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