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スベリヒユの食べ方
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①『おいしい雑草』では、スベリヒユの説明として「畑や庭の邪魔者として嫌われているが、昔から救荒植物のひとつである。山形では”非憂菜(ひゆな)”と呼び、夏の間に摘んで茹でて、茎だけを干しておいて、正月三ガ日に油揚げと炊いて食べる。「憂うに非ず」ということか。沖縄では”念仏鉦(ニンプトゥカー)”と呼び、夏季不足する葉物野菜として、漢方では解毒・血便などに用いるそうだ。ヨーロッパでは大型のタチスベリヒユが蔬菜として栽培され、スープやサラダに使われている」とあり、「スベリヒユの冷汁風」のレシピが紹介されている。
②『食べごろ摘み草図鑑』では、「身近な野草。ぬめりと酸味が強く、栄養価が高い」とあり、「食用部位と利用方法」の項目には「葉茎、花をゆでて和え物にする」と記載されている。また、「スベリヒユの酢みそ和え」のレシピが紹介されている。保存食としての利用方法についても、「干しゼンマイと同じように、ゆでたものを天日干しし、使うときは湯に戻して、汁の実、煮びたし、酢の物、炒め物にする」と記載されている。
③『美味しい山菜ハンドブック』では、「畑の雑草として嫌われるが、食べると意外に美味しい。薬膳に利用されることもある」と説明され、「厚みのある葉は天ぷらに」「粘りがある葉や茎は、熱湯に通したあと味噌や砂糖を加えてとろろにすると美味しい」と紹介されている。
④『野草をおいしく食べる本』では、「栄養豊富なぬめり強壮食」として紹介され、おすすめ調理法には「てんぷら」「炒め物」「おひたし」などが挙げられている。またアクの抜き方について、「塩ひとつまみ加えた熱湯で5~6分茹で、冷水で10分間さらす」と説明されいている。
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