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備中神楽

動画数:1本

カテゴリ情報

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メタデータ

タイトル
タイトル

備中神楽

(ビッチュウカグラ)

郷土情報の種類
郷土情報の種類

動画

作成者または作成団体
作成者または作成団体

テレビせとうちクリエイト(制作グループ) 

(テレビセトウチクリエイトセイサクグループ)

公開者または公開団体
公開者または公開団体

岡山県立図書館

(オカヤケンリツトショカン)

共同作成者または共同作成団体
共同作成者または共同作成団体

岡山民俗学会

(オカヤマミンゾクガッカイ)

郷土情報の概要
郷土情報の概要

備中神楽は昭和54年に国の重要無形民俗文化財に指定された岡山県の郷土芸能です。備中神楽は荒神神楽とも呼ばれます。 荒神とは集落の先祖=産土神を言い、荒神の祭りに行われるのが荒神神楽です。特に干支が一回りする13年に一度、または7年目、5年目に行われる神楽を式年神楽などと呼んでいます。式年神楽は大きな祭りで、土地に生まれ住んでいる人たちはもちろん、外に出た人も帰郷し当番を中心に祭りの準備をするのが習わしです。備中神楽の特徴は近世に創られた娯楽性の強い演目と、それ以前の中世の神事色が濃いものが混在することだと言われます。備中神楽の構成は最初に神事的な演目から行われます。役指しの舞そして榊舞は神様を迎える場所を清める舞いです。白蓋は神様をお招きし、鎮座していただく演目です。静かにまた激しく生きているかのように揺れる白蓋は神の降臨を現し、やがて静まると神が鎮座されたと考えられています。猿田彦の由来を説明する導きの舞、そして猿田彦の舞は、先払いの神として神楽全体の悪魔払いの役を演じています。神事舞いが終わると芸能的な演目が始まります。神代(じんだい)神楽と呼ばれるものです。神代神楽は19Cの始め備中の国出身の国学者=西林国橋が 古事記、日本書紀の神話をモチーフに創作したもので、今では備中神楽を代表する演目になっています。神代神楽は登場人物が多く、躍動的でまた滑稽な言い回しも多く、今日まで観客の支持を受け、伝承されてきました。神事の舞と芸能の舞が一体化し、 備中神楽として郷土芸能に成長しました。いまでも秋から春にかけて、備中地方の各地で夜更けまで、神楽の太鼓の音が響いています。

場所
場所

岡山県岡山市内山下2丁目4

NDC分類
NDC分類

386:年中行事.祭礼

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http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/kyo/M2004090709513037726