天保１３年（１８４２）８月の「御改革御達書」と、同年６月の「御改革被仰出御趣意御請証文帳」の２冊を、後に綴じ合わせて１冊に仕立てたもの。「天保十三壬寅年八月　津山藩郷中取締改革達文書　大庄屋格中庄屋岡伊八郎氏信」と題する表紙は合冊の時、付けられたもの。池ヶ原村（現津山市池ヶ原）の中庄屋岡伊八郎時代の文書の意と思われる。「御改革御達書」は、津山藩が天保１３年７月、村々に身分制度の乱れについて達した触書を写した池ヶ原村西分（現津山市池ヶ原）・岡村（現勝央町岡）の控え。「御改革被仰出御趣意御請証文帳」は、津山藩が天保１３年６月２３日付で中庄屋一統に宛てた達書の控と、同月２１日付、庄屋一統宛の達書の控、それに勝南郡池ヶ原村西分百姓の請書（うけしょ）をまとめて綴じ合わせたもの。（文責：岡山県立図書館）

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