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「日本原」の地名の由来について

質問内容

「日本原」の地名の由来を知りたい。

回答内容

『奈義町誌』p.180-182によると、日本原集落が「日本原」の地名を公称したのは明治30年とある。それ以前は「日本野」と呼ばれていたとあり、『東作誌』の記事を引用している。『新訂作陽誌6』を確認したところ、勝北郡大吉庄広戸村市場分「広戸野」の項p.207-209に、「一に日本野と云ふ…」と地名の由来が載っていた。また「北は北野村滝山麓(現奈義町)より南は植月北村鳥羽野(現勝央町)までの約2里、東は下町川村の上より広戸市場分までの約22-23町の平原」とあることから、日本原高原と呼ばれている地域と重なる。『美作誌』p.1064-1065にもほぼ同様の記述あり。『奈義の里みやげ話』の「日本野 元祖 福田五平」の項にも、五平の住む辺りは「日本野(にっぽんの)」と呼ばれるようになり、やがて「日本原」という地名になったという記述がある。

回答館・回答団体

奈義町立図書館

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「日本原」の地名の由来について

(ニホンバラノチメイノユライ)

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回答した図書館
または団体

奈義町立図書館

(ナギチョウリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

奈義町誌編纂委員会編纂『奈義町誌』奈義町,1980,22cm,864p 図版5枚、正木輝雄/ほか『新訂作陽誌6』作陽新報社真庭本社,1975,565p、正木輝雄『美作誌』石原書店,1902,1772p、森安守「奈義の里みやげ話」森安守,1973

場所
場所

岡山県勝田郡勝央町, 岡山県勝田郡奈義町, 岡山県勝田郡勝北町

NDC分類
NDC分類

291:日本

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