レファレンスデータベース > 聖坊(ひじりぼう)の桜について聖坊(ひじりぼう)の桜について質問内容陸上自衛隊日本原演習場内、奈義町滝本地区に桜の木があり、隊員の間では呪いの桜との言い伝えがある。 どのようないわれがある木か知りたい。回答内容『奈義町民間信仰の調査』に、次のような言い伝えが載っていた。 昔、人々が小川で大根を洗っていると、乞食のような僧が現れて、空腹なので1本分けてくれと頼んだところ、洗っていたある家の下男から泥のついた大根を渡された。僧が「この土地の者は泥のついた大根を食べるのか」というと下男は怒って僧を殴り殺してしまった。 死んだ僧を葬った場所には石が置かれ、その場所または墓石は聖坊(ひじりぼう)、聖石(ひじりいし)と呼んだ。この近くで草を刈ったり、枝を切ったり、石にさわったりすると呪われると恐れられた。 著者に問い合わせたところ、当時の石は、現在演習場外に移されているが、元の場所に桜の木があり、これが呪いの桜と呼ばれている、とのことであった。回答館・回答団体奈義町立図書館カテゴリ情報レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 奈義町立図書館レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 奈義町立図書館メタデータレファレンス事例タイトルレファレンス事例タイトル聖坊(ひじりぼう)の桜について(ヒジリボウノサクラニツイテ)回答した図書館または団体回答した図書館または団体奈義町立図書館(ナギチョウリツトショカン)情報源(回答)情報源(回答)二宮晧朔著『奈義町民間信仰の調査 滝本地区 平成17年度調査』奈義町 二宮晧朔,2005,7p.参照はp.7.場所場所岡山県勝田郡奈義町滝本NDC分類NDC分類388:伝説.民話[昔話]利用対象者利用対象者全年齢, 高校生, 中学生検索キーワード検索キーワード伝説-奈義町(岡山県)回答日回答日2005-08-30公開日公開日2011-02-16このページのURLこのページのURLhttp://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/ref/M2005083018253647064関連するコンテンツ郷土情報ネットワーク続きはこちら >レファレンスデータベース続きはこちら >