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ポツダム宣言受諾までの協議過程

質問内容

ポツダム宣言受諾を決定づけた最高会議のメンバーとその議論の流れについて知りたい。

回答内容

『写説無条件降伏』(ビジネス社)によると、ポツダム宣言受諾前の最高戦争指導会議構成員会議メンバー六巨頭は「鈴木首相、東郷外相、阿南陸相、米内海相、梅津参謀総長、豊田軍令部総長である」(p114)とある。また、1945年8月9日未明のソ連参戦の報を受け、午前十一時前に最高戦争指導会議構成員会議が開始、その後、上記メンバーに枢密院議長の平沼騏一郎が加えられ、翌日未明まで続く御前会議へと至っている。以上の経緯が同書p114-121において具体的な協議の流れ・列席者の発言内容とともに参照できる。そのほか、『大東亜戦争秘史』(原書房)のp138-p149にも同様の経緯が記されている。

回答館・回答団体

岡山県立図書館サービス第一課人文科学班

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ポツダム宣言受諾までの協議過程

(ポツダムセンゲンジュダクマデノキョウギカテイ)

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岡山県立図書館サービス第一課人文科学班

(オカヤマケンリツトショカンサービスダイイッカジンブンカガクハン)

情報源(回答)
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太平洋戦争研究会編『写説無条件降伏』東京 ビジネス社,2006,159p.参照はp114-121.  保科善四郎著『太平洋戦争秘史』東京 原書房,1975,244p.参照はp138-149.   大森実著『日本はなぜ戦争に二度負けたか』東京 中央公論社,1998,417p.参照はp17-30.  藤田宏郎編著『戦後日本の国際関係-解説と資料-』京都 晃洋書房,2004,266p.参照はp20-23.   仲晃著『黙殺(下)』東京 日本放送出版協会,2000,336p.  迫水久常述『最後の御前会議における昭和天皇御発言全記録』東京 昭和天皇崇敬会,[200-],23p.  角田房子著『一死、大罪を謝す』東京 新潮社,1980,270p.

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210.75

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