回答内容

岡山県の場合相続税がかかる方は、なくなった方の１００人に３人ぐらいだと思います。逆に相続税は１００人のうち９７人の方には全く縁のない税金です。 それは相続税には基礎控除というものがありその基礎控除を超える方にのみ相続税がかかるからです。 ちなみに基礎控除額は以下のように決まっています。 ● ５千万円＋（法定相続人の数）×１千万円 例えばご主人が亡くなられて相続人が奥さんお子さん３人の場合には法定相続人（民法で決まっている相続人のことです。）が４人なので基礎控除額は 　　 ● ５千万円＋４人×１千万円＝９千万円となります。 要はこのご家庭の場合９千万円以上ご主人の財産があれば相続税がかかるわけです。 また、一定の制約はありますが、養子の方も法定相続人の人数に入ります。 なお、相続税はなくなった方の所有されていた財産から借入及び葬式費用を差し引いた金額について課税されます。特に最近は土地の時価が高いため市街地に土地を多く所有さてている方については相続税が相当かかることが予想されます。予め税理士等の専門家に相続税の試算及び相続税対策の相談をされることをおすすめします。

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岡山県産業振興財団