回答内容
日常の経営活動などを通じて、社長であるあなたは毎日何人もの人に会っているでしょう。そして、場合によってはその中で名刺交換を行っているでしょう。人脈形成のスタートは先ずあなたのお持ちの名刺のうち、人脈形成を行いたい人をピックアップして下さい。そのうちあなたが電話などで気軽に意見を聞くことが出きる人が何人いるか、再度ピックアップして下さい。私はここで残った人が本当に役立つ人脈であると考えています。ここまで残った人があなたの考えている人脈の層と厚みがあるかどうか見直して下さい。通常は必要な人脈が十分確保できてはいないでしょう。 そこで次に本論の人脈形成についてお話ししましょう。まず、現状の日常のつき合いの中からの人脈形成については、単なる名刺交換だけではなく、相手に好印象を与える出会いが必要です。私が実行している人脈形成の方法として、名刺交換後、再度面会した場合に、前回面会時の話題をもとにこの様なことに感動したとか、これが参考になったと述べてお礼を言うようにしています。また場合によっては面会後、印象に残ったこと、自分に役立つことを教えていただいてありがたいというお礼状をはがき(封書は大げさで、なかなか書けない)で出すすこともあります。また個人名による年賀状の差し出しを行い行うこともあります。人脈形成のコツは「受信」だけでなく「発信」も心がけるべきで。キブよりもテイクを多く行うように心がけることです。また、これ以外に積極的に人脈を形成する方法として、異業種交流会への参加や趣味の会への参加も必要です。この場合も単なる参加者ではなく主役者意識を持って参加しないと人脈は形成できません。
回答館・回答団体
岡山県産業振興財団