回答内容
サーチエンジンでは、キーワードを入力すると、そのキーワードを含むWEBページをリストアップするのが主な機能ですが、利用者がキーワードを入力するたびに、インターネット上を駆け巡って情報を捜しているわけではありません。あらかじめ、インターネット上で公開されているWEBページの情報を集めてデータベース化しているのです。このデータベースの仕組みから、サーチエンジンは、ディレクトリ型とロボット型に大別できます。Yahoo! Japanに代表されるディレクトリ型サーチエンジンは、検索のためのデータベースを手作業で作成しています。WEBサイト作成者からの登録依頼を受けて、サーチエンジンを運営するスタッフが、WEBサイト情報をデータベースに登録します。実際に人が目で見て、分類整理してデータベース化しているため、検索結果に重複情報やノイズ(不要情報)が少ないのが特徴です。一方、ロボット型サーチエンジンは、プログラムを使って自動的にWEBページ情報を収集し、データベース化しています。プログラムで自動的にデータベースを作成しますので、大量のWEBページ情報が蓄積されているのが特徴です。しかし、検索結果として表示されるタイトルや説明文は、WEBページから自動的に抜き出された文字列が使われているため、必要情報かどうかが判別しにくい場合があります。つまり、ディレクトリ型とロボット型双方に長所と短所がありますから、併用するとよいでしょう。ただし、最近はロボット型サーチエンジンでも、スタッフが厳選したディレクトリなどを提供しているケースが増えています。詳しくは(財)岡山県産業振興財団提供のサーチエンジン活用リンク集をご参照ください。
回答館・回答団体
岡山県産業振興財団