デジタル岡山大百科 | 岡山県立図書館

レファレンスデータベース > Microsoft Accessの操作方法(7)複数の売上データテーブルを1つにまとめて整理する。

Microsoft Accessの操作方法(7)複数の売上データテーブルを1つにまとめて整理する。

質問内容

複数の営業所で、同じテーブル構造のデータベースで扱っている売上データのテーブルから、ひとつのテーブルにまとめてデータ分析等に役立てたいのですが、このようなことは可能なのでしょうか。また、行うとしたらどのような手順でするのでしょうか。

回答内容

いろいろな方法で可能です。  方法1  空の状態の「全営業所売上」テーブルに、各営業所のテーブルを1つずつ、追加クエリーによってレコード追加していきます。  方法2  空の状態の「全営業所売上」テーブルに、各営業所のテーブルから1つずつ、全レコードのコピー&貼り付け操作によってレコード追加していきます。  方法3  同じ構造のテーブルであれば「ユニオンクエリー」を使うことによって、簡単にクエリー上で複数営業所のテーブルをあたかも1つのテーブルのように扱えるようにすることができます。  ユニオンクエリーの場合は、残念ながらクエリーのデザインビューにおいて、マウス操作によって簡単に作るということができません。SQLビューを使って、直接SQL文を記述する必要があります。しかし、それほど複雑なSQL文ではありません。下記例をもとに、SQL文を書いてみてください。  例えば、3つの営業所のテーブルを1つにまとめます。A営業所のデータは「tbl営業所売上_A」、B営業所のデータは「tbl営業所売上_B」、C営業所のデータは「tbl営業所売上_C」という名前のテーブルに保存され、データベース内にインポートまたはリンクされているとします。  クエリーのデザイン画面をSQLビュー(メニュー[表示]-[SQLビュー])に切り替えて、下記のようなSQL文を書き込んで、ユニオンクエリーを作成します。ここでは、3つのテーブルをまとめた上で、売上日付順に並べ替えも行っています。  SELECT * FROM tbl営業所売上_A  UNION SELECT * FROM tbl営業所売上_B  UNION SELECT * FROM tbl営業所売上_C  ORDER BY 売上日付;   このクエリーを実行しデータシートを表示させると、3つの営業所のデータが1つにまとめられていることが分かります。

回答館・回答団体

岡山県産業振興財団

カテゴリ情報

カテゴリ情報レファレンスデータベースレファレンス事例データ岡山県産業振興財団

メタデータ

レファレンス事例
タイトル
レファレンス事例
タイトル

Microsoft Accessの操作方法(7)複数の売上データテーブルを1つにまとめて整理する。

(Microsoft Accessノソウサホウホウ 7 フクスウノウリアゲデータテーブルオヒトツニマトメテセイリスル)

回答した図書館または団体
回答した図書館
または団体

岡山県産業振興財団

(オカヤマケンサンギョウシンコウザイダン)

情報源(回答)
情報源(回答)

OFFICE bit・三谷 忠利 Email: mitani@with-bit.com TEL086-267-2886 FAX086-232-2008 

NDC分類
NDC分類

000.63

その他のメタデータを表示
このページのURL
このページのURL

http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/ref/M2007101016204461443