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水道・管工事業経営における、収益性向上のための方策【業種別FAQ0405】

質問内容

私は中小の水道管工事業者です。当事業の経営における収益性向上のための方策について知りたい。

回答内容

一般的に「収益=売上高-コスト」の算式で算出されますので、収益を向上させるためには、売上を上げるか、コストダウンを図るかの方法しかありません。  (1)売上向上策:管工事業は建設業界における付帯的工事業者といった下請性が強いため、安定した受注先を確保しているか、あるいは、他社との差別的な施工管理能力を有しているか等の相違によって、業者間の収益格差は大きくなります。  (2)コストダウン策:材料費はほぼ一定しているため、原価低減の余地は少ないと考えられますが、仕入方法の合理化(支払条件や物流の見直しによる値引交渉)、歩留りの向上等きめ細かな低減に努めて下さい。コストダウンの対象として、最も大きいのが人件費と外注費です。常にコストダウンを念頭において、内製か外注かを一件ごとに決める必要があります。また、最も注意を要するのが、工事の手戻りや段取り替え等による人件費等のロスです。工程の打ち合わせを綿密に行うことにより、これらのロスを極力防止すべきです。その他の販管費の節減努力を、きめ細かく実施しましょう。  (3)更に重要なことは、有能な人材の育成・確保です。

回答館・回答団体

岡山県産業振興財団

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水道・管工事業経営における、収益性向上のための方策【業種別FAQ0405】

(スイドウ カンコウジギョウケイエイニオケル シュウエキセイコウジョウノタメノホウサク ギョウシュベツFAQ0405)

回答した図書館または団体
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岡山県産業振興財団

(オカヤマケンサンギョウシンコウザイダン)

情報源(回答)
情報源(回答)

・信岡 義邦(中小企業診断士) Email: nobuokay@jc4.so-net.ne.jp TEL086-274-3770 FAX086-274-3770 

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518.18

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