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学習塾に於ける商圏の考え方【業種別FAQ0602】

質問内容

実際に塾を開いた場合、どこまでのエリアが商圏になると考えたらよいのでしょうか?商圏把握の手法及び判断基準について教えてください。

回答内容

まず、子どもと親(送迎する立場として)の行動範囲を決める要因について挙げてみましょう。  ・バス、電車などの交通機関があるか(便利に使える状況か)どうか。  ・移動時間。実質30分以上かかる距離になるとむずかしい。  ・岡山のような地方、特に郊外地域になるとクルマでの移動がメインとなるため、教室に駐車場があるかどうかで商圏が変わる。  ・近くに類似のものがあるかどうか(遠出する必要があるかどうか)  といったことが挙げられます。教室開設候補地およびその隣接地域において、これらの条件を踏まえ、商圏となりうるかどうかを検証してみましょう。ただし、逆に考えれば、企業努力によって商圏を広げることも可能です。例えば、公共交通機関が充実していないならば、送迎バスを用意することも可能です。あるいは隣接地域の競合には備わっていない訴求力を塾に持たせ、それを前面に出した営業を行うことで「遠出する必要」を作り出すことも可能です。  商圏については、「商圏を把握する」よりも前に「商圏を最大化する」方法を考えてみることが大切です。

回答館・回答団体

岡山県産業振興財団

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学習塾に於ける商圏の考え方【業種別FAQ0602】

(ガクシュウジュクニオケルショウケンノカンガエカタ ギョウシュベツFAQ0602)

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岡山県産業振興財団

(オカヤマケンサンギョウシンコウザイダン)

情報源(回答)
情報源(回答)

・神崎 充(中小企業診断士) Email: osmeca@optic.or.jp TEL0869-92-9880 FAX0869-92-9880 

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376.8

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