回答内容
まずは、看板はじめ店づくりにかかわる内装工事が必要です。飲食店の場合、内装工事費の約60%が空調、排気、給排水、ガス、電気など設備工事にかかることを覚えておいてください。賃借する場合の店舗の設備条件が悪いと思わぬ設備工事費がかかることがありますので、物件探しには立地や賃借料の他、設備条件もよく見ておく必要があります。坪当たりの内装工事費の目安としては45万円以上はかかるのが普通です。そして、次に厨房設備費です。冷蔵庫、ガスレンジ、フライヤーなど調理に必要な設備機器のことです。ここにも搬入・据付工事費費用が発生します。そして、食器・什器備品は、店で使用する皿、器と、調理器具、レジスターなどですが、食器類は客席数の1.5~2倍用意しておく必要があります。レジスターは当初は最低限の機能のものにとどめて投資予算を抑えた方がよいでしょう。椅子・テーブルは内装工事に含めることもありますが、個別に探して手配することもできます。その場合、内装の雰囲気とマッチさせることはもちろん、サイズ、高さなども十分注意する必要があります。さらに事務用品、チラシ制作、装飾品など開店準備費もかかってきます。
回答館・回答団体
岡山県産業振興財団