回答内容
リサイクルショップの一般的な適性立地は学生街、繁華街、駅前や買回品中心の商店街などです。ただし、一般小売店より客単価が低いため、客数や購買頻度が極端に高くない限り、入居費用がかさむ商業ビルやファッションビルへの入居は困難です。また、「ブティック型」リサイクルショップの場合、住民の移転が頻繁な賃貸住宅の近隣等も商品の需要と供給が豊富な適性立地となります。ポイントはあなたのお店の想定するお客様が多く集まる立地を選定することです。例えば、大手スーパーの近隣…スーパーに来店する専業主婦、美容室・幼稚園の近隣…独身OLや20代~30代前半の主婦、等が考えられます。 また、店舗は路面店で店頭にはワゴン車を停められる程度のスペースがあったほうが良いでしょう。商品の搬入に便利であり、スペースを庭のように店舗の演出に利用することもできます。尚、店舗面積の目安は事業規模にもよりますが、10坪程度です。従来は商圏人口が50万人程度の大都市周辺の出店が大半でしたが、最近は立地条件が良く固定客をつかめれば小規模な都市でも十分採算が取れることから、リサイクルショップの比較的少ない地方都市への出店が増加しつつあります。
回答館・回答団体
岡山県産業振興財団