回答内容
地域の農林水産物(1次産業)を活用して、それを加工し(2次産業)、販売(3次産業)し、地域の活性化をはかる事業を、1次産業×2次産業×3次産業=6次産業とよんで岡山県が農林水産業の活性化を図る為に実施している事業のことです。 6次産業化の加工食品は、大量生産された食品とは異なり、手作りの食品として、またふるさとをイメージする商品として、消費者に浸透しつつあります。さらに地域の特性や新鮮さ、安全性などの付加価値を高め、魅力ある商品開発が進められています。 こうして、地域内において新たな産業を起こす事で、地域内の加工化、流通化による所得の増大と地域での起業化による雇用の増加が期待でき、地域の活性化に反映されます。 6次産業化の加工組織としては、民間企業を除き、平成11年度実績で、202組織あり、漬物、味噌、ジャム、お菓子等の食品が575品目生産されています。 岡山県では、平成9年度から6時産業化に意欲ある市町村(又は農協)やモデル的な地区を毎年9地区指定し、6次産業化の推進をはかっています。平成11年度年度からは、道の駅や岡山県商工会連合会が開設した「サンさん岡山」で6次産業化商品を販売したり、天満屋や高島屋でも販売を通じて消費者ニーズを把握しているところです。詳しくは、岡山県農林水産部 農山漁村活性化推進班(086-226-7409)にお問い合わせください。
回答館・回答団体
岡山県産業振興財団