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全社の活性化のためにTQC(=TQM)に取り組む場合、参考になる本は?

質問内容

当社の製造現場では、相変わらず慢性不良、再発不良が発生し、又、生産性の向上も海外との価格ギャップを埋めるまでには至らず、諦め感が漂っています。どうしても、元気な「ものづくり」の現場をもう一度取り戻す必要があります。最近、TQC(=TQM)はISOに押されていますが、TQCをとり入れ全社の活性化に取り組むことを検討しています。活動の参考になる本を紹介してください。

回答内容

まず、経営者、管理者からの活性化、モチベーションアップが必要です。近時、ISOが盛んになり、往時のTQC(=TQM)活動は元気が無くなりつつあるように見えます。全員参加を柱に据えているところはTQMもISOも同じです。最近読み直している本で、参考になる本がありましたので、ご紹介します。古い本ですが、池澤辰夫著『品質管理べからず集』日科技連(1981年)です。著者はこの本で、日経品質管理文献賞を受賞しています。内容は、第Ⅰ部 品質管理べからず集、第Ⅱ部 全社的品質管理の基本的考え方、となっています。第Ⅰ部は、次の各章からなっています。経営者及び管理者について、推進部門と各部門について、設計・開発部門ついて、製造部門について、購買部門について、事務部門について、指導講師について、です。第Ⅱ部の章は、全社的品質管理の基本的な考え方、です。それぞれの章では、著者が多くの現場体験で得た金言とその説明がかかれています。どれを読んでもなるほどと思い当たる言葉で一杯です。24年前の本ですが、古さを感じません。ISO9001:2000年版の殆どの基本が、この本の中で既に述べられています。

回答館・回答団体

岡山県産業振興財団

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(ゼンシャノカッセイカノタメニTQC TQM ニトリクムバアイ サンコウニナルホンワ)

回答した図書館または団体
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または団体

岡山県産業振興財団

(オカヤマケンサンギョウシンコウザイダン)

情報源(回答)
情報源(回答)

・水口 正昭(中小企業診断士) Email: m-mizuguchi@sannet.ne.jp TEL086-225-3635 FAX086-223-5966 

NDC分類
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509.66

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