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木村毅について

質問内容

木村毅(きむらき)について知りたい。

回答内容

 勝南郡勝間田村(現勝央町)出身の小説家・評論家。1894(明治27)2月12日~1979(昭和54)年9月8日。地元の高等小学校を卒業後、大阪のキリスト教会で英語を学び、1911(明治44)年早稲田大学予科文学部英文科に入学。卒業後は出版社に勤務しながら文筆活動を続け、小説に関する理論的研究を『小説の創作と鑑賞』(新詩壇社 1924年)に集成し、ついで『小説研究十六講』(新潮社 1925年)を書き好評を得る。吉野作造らを中心に結成された明治文化研究会に参加し、『明治文化研究』、『幕末明治新聞全集』などを刊行。1931(昭和6)年渡米した後『ラグーザお玉』(千倉書房)を発表し、大衆文学に新しい領域を築いた。明治文化研究の功績で菊池寛賞を受ける。小説家阿部知二は従兄弟にあたる。勝央町役場に文学碑がある。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

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木村毅について

(キムラキ)

回答した図書館または団体
回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

『岡山の文学アルバム』山本遺太郎著,日本文教出版,1983年. 『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994年.

場所
場所

岡山県勝田郡勝央町

NDC分類
NDC分類

910:日本文学、文学碑

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