レファレンスデータベース > 胎盤の機能について
胎盤の機能について
質問内容
回答内容
資料①には、「着床した胚はは子宮内膜に入り込み、子宮内膜の細胞は肥大・増殖して脱落膜を形成する。胎児の膜(絨毛膜)と子宮の脱落膜は特定の部位で発達し、円盤状の胎盤を形成する。その2枚の膜の間に母親の血液を含む。胎児は、胎盤の母親の血液から栄養と酸素をもらう。しかし、胎児と母親の血液は混ざることはない。」との記述がある。また、資料②には、「お母さんは胎盤を通じて赤ちゃんと栄養分、老廃物、酸素、二酸化炭素のやり取りをしています。胎盤ではお母さんの血管と赤ちゃんの血管はつながっておらず、接しているだけなので、お母さんの血球と赤ちゃんの血球が移動することはありません。なので、お母さんと赤ちゃんの血液型が違っていても、凝固反応を起こすことはありません。」との記述がある。資料③には「胎盤ではO2、栄養素などが母胎から胎児に供給され、老廃物やCO2が母胎側へ排出される。両者の血液は混合することはない。血管の接合部には物質通過の関門が形成される。」との記述がある。
母親と胎児の間の物質のやりとりの仕組みについては資料④に詳しい記述がある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館サービス第二課自然科学班
カテゴリ情報
![]() | レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 |
---|