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藤井高尚について

質問内容

藤井高尚(ふじいたかなお)について知りたい。

回答内容

 賀陽郡宮内村(現岡山市吉備津)出身の歌人・国学者。1764(明和元)年~1840(天保11)年8月15日。松斎と号し、家の名を松の屋という。父は、吉備津宮祠官藤井高久。幼少より国学を学び、1793(寛政5)年に伊勢松坂を訪れ、本居宣長の鈴屋に入門する。1802(享和2)年に古代の書簡をまとめた『消息文例』を刊行した。後に松屋派として独自の学風を確立、多くの門人を輩出する。代表的な著作としては『伊勢物語新釈』『古今和歌集新釈』などがあるほか、和歌にも秀で、『藤井高尚家集』などを著している。岡山市の吉備津神社に頌徳碑がある。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

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藤井高尚について

(フジイタカナオ)

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回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

『藤井高尚伝』井上通泰著,1910年. 『藤井高尚伝』吉備津神社編,1940年. 『藤井高尚と松屋派』工藤進思郎著,風間書房,1986年. 『藤井高尚の国学』工藤進思郎著,岡山大学附属図書館,1982年. 『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994年.

場所
場所

岡山県岡山市

NDC分類
NDC分類

910:日本文学、文学碑

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