回答内容
資料1の「手把銅銃-手銃(hand canon)中国」に「地上に現われた最初の金属製筒形火器である」、「最も古い銘記のものに至順三年(一三三二)の銅銃が中国で発表されている」とあり、図の掲載がある。そして「火薬の爆発力に耐え得るか疑問」、「実物を見ていないので真疑を断ずることは差し控えねばならない」といった記述がある。資料2に「現在世界最古の銃は洪武五年(一三七二)の銘のある明の初めの小銅銃で、中国の瀋陽博物館に現存している」という記述がある。また「世界最古の銅銃(一三七二)より更に古いものが三つも一九六二年中国発行誌「文物」に発表された」が「実物や文献を見ないので真疑は判らない」とある。資料3の「現存最古の銃-洪武5年在銘の銅製手銃」に「洪武5年5月、明がその王朝を築いてから5年目に、宝源廠という明の鋳銭所でつくられたこの銅銃は、現存する銃として最も古いものといってよいであろう。」という記述がある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館