回答内容
経営の舵取りが難しくなっている現在、経営者の条件のひとつは数字に明るいことです。損益計算書はある期間の損益状況であり、貸借対照表はある時点の資産状況を表し、2つのものは別々ではなく一体のものです。それをわかりやすく書いた本が、協和醗酵工業(株)著『人事屋が書いた経理の本』ソーテック社(1978年)です。 協和醗酵ではマネジメント・ゲームを社内展開していましたが、教育課の坂本氏が発表した「MGによる戦略会計教育マニュアル」がこの本のもとになっています。会計・経理というと馴染みのない専門用語が多く、それだけで敬遠してしまいがちですが、見開き1ページで解説し、左側には挿し絵右側にはその説明を行い、読みやすい形になっています。本の内容は、「財務会計の眼」、「採算の眼」、「採算戦略の眼」と損益の話から、「BSの眼」、「BS戦略の眼」、「資金繰りの眼」と貸借の理解に進みます。この本を読んでいくと財務への理解が進み、自社の財務体質の問題点等も明確になってきます。また、マネジメント・ゲームを併用することで一層理解が進みます。
回答館・回答団体
岡山県産業振興財団