回答内容
改善のアイデアを得るには多くの方法がありますが基本的な着想を出す場合はいろいろな角度から分析的にまた独創的にできる限りたくさん、しかもあまり判断せずに出すことがポイントになります。次は着想を出す場合の考え方を列挙したものです。①着想は判断せずに多く出す②いろいろな角度から③分析の助けを借りて④飛躍した着想を出す⑤他人の着想の改善結合を図るなどです。具体的な方法として、着想を出す場合の代表的なものにチェックリスト法があります。これはある問題についてアイデアを得る時、考えるべきあらゆる角度をあらかじめ箇条書きの質問形式にしたものです。この場合のポイントは以下のようなものです。◆他に使い道はないか:不良品や廃棄物を他に使用できないか。商品や材料の新しい使い道はないか。◆似た物を応用できないか:類似したものはないか。或いは真似したものはないか◆変えてはどうか:色を変えてはどうか。音や形を変えてはどうか。◆拡大してはどうか:大きくしてみてはどうか。長くしたり強くしてはどうか。濃くしてはどうか。◆縮小してみてはどうか:小さくしてはどうか。分離・分解してみては或いは圧縮してみてはどうか。軽くはどうか。◆代用するものはないか:他の人に代えては、物や材料は代用できないか。工程や動力、場所を代用できないか。◆組替えてはどうか:要素を組替えては、他の形式に変えてはどうか。他の配置にしてみては、他の順序に組替えてはどうか。◆反対にしてみたらどうか:プラスをマイナスに変えては、役割を反対にしては、上下左右をそれぞれ反対にしたらどうか。◆組み合わせてはどうか:混合してみては、各単位を組み合わせてはどうか。要素を結合してはどうかなどがあります。
回答館・回答団体
岡山県産業振興財団