デジタル岡山大百科 | 岡山県立図書館

太陽太陰暦

質問内容

太陽太陰暦とは、どういう意味なのか。

回答内容

資料①には、「1節 太陰太陽歴とは」と題して「純粋の「陰暦」というのは、季節におかまいなしに月の(天上の月のことです)サイクルにあわせて暦の月を立て、1年12ヵ月で暦を作ります。1年は354日強にしかなりません。季節の変化がないところではこれでもよいのです。しかし、季節の変化があるところはそうはいきません。先ほど見ましたように、季節の変化は①太陽のまわりを地球が回転すること(公転)、②公転の軸と地軸のずれ、によって起こるのですから、季節と陰暦を大まかにでも一致させるためには、月のサイクルと太陽のサイクルをあわせる必要が出てきます。そうしなければ、12月に真夏がきたり6月に真冬がきたりします。こうして太陰暦を太陽暦で調整した暦ができました。したがって「旧暦」は、正確には「陰暦」ではなく「太陽太陰暦」といいます。」とある。資料②では、「陰暦・旧暦などといわれるが、月の満ち欠けの周期・朔望月と太陽年の差を閏月を設けることによって調整したもので、この結果19年に7回の割合で1年が13ヵ月となる。」とある。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

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太陽太陰暦

(タイヨウタイインレキ)

回答した図書館または団体
回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

資料① 藤原益栄著『文学・歴史を読み解くための 暦のはなし』光陽出版,271p. 参照はp.30-31 資料② 川口謙二,池田 孝,池田政弘著『改訂新版 こよみ事典』東京美術,250p.参照はxiii

NDC分類
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449:時法.暦学

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