レファレンスデータベース > コーヒー栽培の土コーヒー栽培の土質問内容生のコーヒー豆をもらったので,家庭で育ててみたい。どのような土を使ったらよいのか。回答内容資料①では、「多くの産地は火山と関係が深く、溶岩や火山灰の風化した土壌である。このような土壌は腐植に富み、土壌が深く,耕作性が高く,排水性がよい。腐植含量が高い土壌は,窒素,リンを含み、水分や養分を保持し、土壌浸食や風食を防止する。ph4.5~6.0の弱酸性程度の土壌がよく、酸性土壌はカリウム、カルシウム、マグネシウムが欠乏しやすく、アルカリ土壌は鉄やマンガンが不足する。」とる。また、資料②には、「コーヒー栽培には適度に水はけのよい土を使用する。赤玉土などが混入した市販の園芸用土でよい。庭の土を使う場合は水はけをよくするために、赤玉土や腐葉土などを混入(赤玉土1:腐葉土1:庭土2~3程度の割合)するとよい。」とある。一方、資料③には、「土壌の点では、高い生産性を上げている各地の土質は多種多様で、これと言ってコーヒー栽培に適した土というのは特定できないが、強いて挙げれば、火成岩風化による土と,有機質の豊富な腐植土や浸透性の高い多孔質の土という取り合わせがコーヒー生育条件をすべて満たし、その他の点でコーヒー生産に向かない土地でも理想に近い収穫が期待できる。」とあり、資料④にも、「土壌を選ばないので栽培地域を荒れ地にまで拡大することができる」とある。回答館・回答団体岡山県立図書館カテゴリ情報レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館メタデータレファレンス事例タイトルレファレンス事例タイトルコーヒー栽培の土(コーヒーサイバイノツチ)回答した図書館または団体回答した図書館または団体岡山県立図書館(オカヤマケンリツトショカン)情報源(回答)情報源(回答)資料① 堀口俊英著『珈琲の教科書』新星出版社,2010,199p.参照はp.23 資料② 日本コーヒー文化学会編『珈琲の事典』柴田書店,2001,318p.参照はp.274 資料③ W.H.UKERS著、広瀬幸雄訳『ロマンス・オブ・コーヒー技術編』いなほ書房,2002,155p.参照はp.11 資料④ 山田早苗著『珈琲入門』日本食糧新聞社,2005,155p.参照はp.88NDC分類NDC分類619.89利用対象者利用対象者全年齢回答日回答日2010-05-28公開日公開日2010-09-03このページのURLこのページのURLhttp://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/ref/M2010052813405756361関連するコンテンツ郷土情報ネットワーク続きはこちら >レファレンスデータベース続きはこちら >