レファレンスデータベース > 百済の読み方について百済の読み方について質問内容「百済」という言葉は韓国語では「ペクチェ」と発音するそうだが、なぜ日本では「くだら」と読むようになったのか。その由来を知りたい。回答内容『日本国語大辞典;第4巻』の「くだら(百済)」の項を見ると、その語誌について、「「百済」をクダラと訓む由来には諸説あるが、馬韓地方に原名「居陀羅」と推定される「居陀」という地名があり、これがこの地方の代表地名となり、百済成立後、百済の訓みになったという説が最も合理的か。」と説明されている。さらに、語源説としては「クは大の意。タラは村落の義」とも説明されており、語誌、語源説共にその他の説に付いても記載がされている。また、『朝鮮を知る事典』では、「くだら(百済)Paekche」の項に、「(ひゃくさい)と音読するのが一般的であるが、日本では大村などを意味する朝鮮の古語を訓読して(くだら)と呼びならわしている。」と解説されている。回答館・回答団体岡山県立図書館カテゴリ情報レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館メタデータレファレンス事例タイトルレファレンス事例タイトル百済の読み方について(クダラノヨミカタニツイテ)回答した図書館または団体回答した図書館または団体岡山県立図書館(オカヤマケンリツトショカン)情報源(回答)情報源(回答)日本国語大辞典第二版編集委員会,小学館国語辞典編集部編『日本国語大辞典;第4巻』小学館,2001,1453p.参照はp.887.伊藤亜人監修『朝鮮を知る事典』平凡社,2000,611p.参照はp.91.NDC分類NDC分類221:朝鮮利用対象者利用対象者全年齢回答日回答日2010-10-01公開日公開日2011-02-16このページのURLこのページのURLhttp://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/ref/M2010100613485457535関連するコンテンツ郷土情報ネットワーク続きはこちら >レファレンスデータベース続きはこちら >