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中国の中産階級について
質問内容
回答内容
『東アジアの階層比較』P.193に、「消費をメルクマールにした中間層はすでに一億に達し、今後五年のうちに二億になるだろうという。また、対外貿易部副部長の龍永図は中間層と呼ぶに値する収入を得る者が、この10年のうちに四億に達するだろうと予測している(龍永図2001)」とある。
『中国の格差、日本の格差』P.64に、「したがって、中国中産階層の全体比率は上に述べた四つの部分の合計比率より少し小さくなるが、全体では中国就業総人口の十五%を超えない見込みである。」とある。
また、インターネットで日経ビジネスONLINE2011年12月8日付『加藤嘉一の脱中国論現代中国を読み解く56のテーゼ』には、「共産党直属で、中国最大のシンクタンクである「社会科学院」は、中産階級を「年収6万~50万元くらいの層」と意義づけており、「現在、人口の約25%を占め、毎年1%の割合で増えている」と結論づけている」とあり、『世界の統計2011』P.30には、2010年の中国の人口は13億5414万6千人とされており、この25%と考えると中産階級は四億人を超えていると考えられる。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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