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グリム童話について

質問内容

グリム童話に「KHM」という言葉が題名と一緒に出てくるが、何を意味するのか。

回答内容

①『グリム童話を読む事典』によると、グリム童話の正式名称は『子供と家庭の童話集』で、それはドイツ語の原題“Kinder-und Husmarchen”の頭文字をとってKHMと省略されると解説している。
②『黒い森のグリム』においても、グリム童話のことをKHMまたは『メルヒェン集』と略記する旨が述べられている。
③『目で見るグリム童話』では、さらに「(前略)数字はグリム兄弟が生きている間に出た最後の版(一八五七年)に載っている話の順番を指しています。『グリム童話集』に含まれている話を取り上げるときには、この番号を挙げるのが国際的な習慣になっています。」(p32 注釈より引用)とある。④『完訳グリム童話集 1』の巻末の解説においても同様の記述がある。なお、数字については⑤『一つよけいなおとぎ話』のように、初版のメルヒェン番号をあげているものもある。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

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グリム童話について

(グリムドウワニツイテ)

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回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

①高木昌史『グリム童話を読む事典』 三交社,2002,504p. 参照はp.1-4.
②大野寿子『黒い森のグリム』 郁文堂,2008,352p. 参照はp.3-9.13.
③野村泫『目で見るグリム童話』 筑摩書房,1994,218p. 参照はp.32.
④グリム原作 野村泫訳『完訳グリム童話集 1』 筑摩書房,1999,238p. 参照はp.235-237.
⑤ジョン・M・エリス『一つよけいなおとぎ話』 新曜社,1993,278p. 参照はp.80.

NDC分類
NDC分類

940:ドイツ文学

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