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ダイヤモンドと鉛筆の芯
質問内容
回答内容
①『岩石・鉱物・化石 小学館の図鑑NEO18』によると、鉛筆の芯の原料となる石墨とダイヤモンドはいずれも炭素原子でできている。ただし、石墨は原子がシート状になってゆるくつながって並んでいる一方で、ダイヤモンドは複雑に組み合わさって並んでいるということが図説されている。
②『鉱物 地底からのたより』には、固い鉱物の代表としてダイヤモンドが炭素のつぶどうしが超高圧でしっかり結びついているのに対して、同じ炭素でできている石墨は結びつきが弱い鉱物であることが説明されている。
③『こども鉱物図鑑』で、「ダイヤモンド」と「石墨」の項を確認すると、いずれも組成が炭素となっており、石墨については鉛筆の芯や繊維としても利用されることが説明されている。
④『大地の動きと岩石・鉱物・化石 3 鉱物』によると、ダイヤモンドと石墨は炭素からできており、両者の違いは炭素原子の並び方の差から生まれることが説明されている。また、どちらもほとんど炭素の元素しかふうまれていないとのこと。さらに、両者の結晶構造が図で紹介されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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